吉田修一さんの「東京湾景」を読み始めました。
第一章読んで、この本は面白い!(面白くなるはず!)と思いました。
今日は、仕事がこんつめていて、いつもより早く7時に出社してから夜の9時過ぎまで、ずっとデスクワークで、ややこしいこと考えていて、頭がいたくなってましたが、帰りの電車で東京湾景読んで、すっきりしてきました。
少し混雑した電車で、黒い窓にぐったりよりかかって、じっと読み込んでしまいました。
目が疲れていたので、ゆっくりと。
東京湾景が身近な風景だけど、デスクワークの世界とは違う世界の話だから、リアルなんだけど、遠い話に思えて。
自分の世界とは違う話だけど、違う時間と場所で本当に起きている、今、起きている話にも思えてきました。
自分の頭の痛さがほんの一部のことで、自分は自分でがんばっているから、それはオーケーと思わせてくれる。
東京湾景にある、恋の話が 、もしかしたら自分にも起こるかもしれないと期待させてくれる。
期待度大のお話です。
ゆっくり読みたいと思います。
まだ、第一章と第二章の半分しか読んでません。
吉田修一 作品の朝までやったる
吉田修一さんの本にはまってしまいました。全作品読破したいと思います。
2010年2月8日月曜日
2010年2月7日日曜日
吉田修一さんの『グリーンピース』
吉田修一さんの『グリーンピース』は無邪気な恋がしてみたくなる作品です。
序盤は聞き苦しいクラシックみたいに、ぎこちない。
クライマックスで凄く楽しくわくわくしてくる。
最高の夕食シーンがある作品です。
とりあえす、すっきりする感がとっても最高です。
改めて思ったのですが、吉田修一さんは、表面上いい人なんだけど、そんな人って本当にいい人なの?って疑問をリアルに描くのがとてもうまい人だと思いました。
「パレード」公開まで、後13日。
序盤は聞き苦しいクラシックみたいに、ぎこちない。
クライマックスで凄く楽しくわくわくしてくる。
最高の夕食シーンがある作品です。
とりあえす、すっきりする感がとっても最高です。
改めて思ったのですが、吉田修一さんは、表面上いい人なんだけど、そんな人って本当にいい人なの?って疑問をリアルに描くのがとてもうまい人だと思いました。
「パレード」公開まで、後13日。
2010年2月6日土曜日
ル・プティ・シャブレ・ルージュ
吉田修一さんの作品とは何の関係もないですが、赤ワインの話です。
ル・プティ・シャブレ・ルージュ
シラーの2007年
を1500円で購入して飲みました。
味がしっかりしてて、ベリーの甘みとスパイスが舌のおくに残る感じがいい感じでした。
ル・プティ・シャブレ・ルージュ
シラーの2007年
を1500円で購入して飲みました。
味がしっかりしてて、ベリーの甘みとスパイスが舌のおくに残る感じがいい感じでした。
2010年2月1日月曜日
吉田修一さんの『熱帯魚』
吉田修一さんの『熱帯魚』を読みました。
若い大工のお兄ちゃんが主人公になっているの吉田修一さんの作品に多いようです。
汗臭くて、性欲が高そうで、正直で、まじめそうな、そんな主人公です。
対照的に熱帯魚好きな、主人公との同居人はねくらで、何もしない男。
こっちのほうが、現代的な感じがします。
非現代的な、まっすぐであつい主人公と、現代的な、ぬめっとしててまがった同居人と。
物語は出口の見えないまま、主人公の悩める思いをそのままにして終わります。
「パレード」の映画公開まであと19日!
若い大工のお兄ちゃんが主人公になっているの吉田修一さんの作品に多いようです。
汗臭くて、性欲が高そうで、正直で、まじめそうな、そんな主人公です。
対照的に熱帯魚好きな、主人公との同居人はねくらで、何もしない男。
こっちのほうが、現代的な感じがします。
非現代的な、まっすぐであつい主人公と、現代的な、ぬめっとしててまがった同居人と。
物語は出口の見えないまま、主人公の悩める思いをそのままにして終わります。
「パレード」の映画公開まであと19日!
2010年1月24日日曜日
吉田修一さんの『7月24日通り』
吉田修一の『7月24日通り』は29歳の男性サラリーマンである自分には、のめりこめる話ではありませんでした。
物語の主人公は、一度、恋を忘れたかけた、中年女性。
共感するよりもだんだんいやになってくるのが、物語の登場人物のほぼすべてが周りの目を気にしながら生きていること。
ふと気づいたら、自分の行動や価値観が周りの目を中心にしていて、そこからすっと抜け出したい人にはおすすめの本かもしれない。
けど、あまりにも凝り固まった、一般的な通説、固定観念の世界で生きている人を描いているから、こっちも行き苦しくなってしまいました。
私はもっと、広い世界で、自由に生きよう、って思います。
物語の主人公は、一度、恋を忘れたかけた、中年女性。
共感するよりもだんだんいやになってくるのが、物語の登場人物のほぼすべてが周りの目を気にしながら生きていること。
ふと気づいたら、自分の行動や価値観が周りの目を中心にしていて、そこからすっと抜け出したい人にはおすすめの本かもしれない。
けど、あまりにも凝り固まった、一般的な通説、固定観念の世界で生きている人を描いているから、こっちも行き苦しくなってしまいました。
私はもっと、広い世界で、自由に生きよう、って思います。
2010年1月10日日曜日
吉田修一さんの『パレード』にはまった理由
なんで吉田修一のパレードにはまってしまったか。
固い事をぬきにすると、ああそうなんや、そうやそうやと思わせるところがいっぱいあったから。
なんとなく、心がいやされて、自分は自分なりに考えて生きていけばええんや。
誰にも暗部っちゅうか、変なところはあるんや。
それでも普通に生きていけばええんや。
とかそんな風に思わせる本です。
固い事をぬきにすると、ああそうなんや、そうやそうやと思わせるところがいっぱいあったから。
なんとなく、心がいやされて、自分は自分なりに考えて生きていけばええんや。
誰にも暗部っちゅうか、変なところはあるんや。
それでも普通に生きていけばええんや。
とかそんな風に思わせる本です。
2009年12月31日木曜日
吉田修一さんの本を読んでいると
どうして吉田修一が面白いのかなんとなく分かってきました。
セリフがあまりめんどくさくないんです。
それと、善悪の基準をいろんなところにおいて、複数の人物に価値観を表現させている。
だから、自分の行動と、価値観もこれでいいんだ、とか、バカらしいな、とか思ったりして、内省できるんです。吉田修一さんの本を読んでいると。
セリフがあまりめんどくさくないんです。
それと、善悪の基準をいろんなところにおいて、複数の人物に価値観を表現させている。
だから、自分の行動と、価値観もこれでいいんだ、とか、バカらしいな、とか思ったりして、内省できるんです。吉田修一さんの本を読んでいると。
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