吉田修一の『7月24日通り』は29歳の男性サラリーマンである自分には、のめりこめる話ではありませんでした。
物語の主人公は、一度、恋を忘れたかけた、中年女性。
共感するよりもだんだんいやになってくるのが、物語の登場人物のほぼすべてが周りの目を気にしながら生きていること。
ふと気づいたら、自分の行動や価値観が周りの目を中心にしていて、そこからすっと抜け出したい人にはおすすめの本かもしれない。
けど、あまりにも凝り固まった、一般的な通説、固定観念の世界で生きている人を描いているから、こっちも行き苦しくなってしまいました。
私はもっと、広い世界で、自由に生きよう、って思います。
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